2012年7月16日月曜日

永住権(クォータービサ)の情報

アジア地区では日本と香港だけ


情報によりますと、2012年現在、つまり、本年度から、永住権(この場合クォータービサのことを指します)を発行する対象国は、アジアでは日本と香港行政区のみとなっている。

中国と韓国(在日韓国人ももちろん)ははずされている。
中国が外されたのは外交問題を抱えているからだ。
シナ海の領有権を中国があからさまに主張し始め、日本のみならず、フィリピン、マレーシア、ベトナムあたりともめている。『日刊まにら新聞』でもこれらはよく取り上げられている問題である。

これを見て思うことは、さすがフィリピンだということ。中国の経済的な影響力が及んでも、フィリピンの支配層である中国系の華僑たちは、現在の中国政権のやり方を受け入れていないということだ。そしてはっきりと行動に出しているところがすばらしい。
敵対する国の住民を受けれていたら、その後何をされるかわからないのだから。

その点、日本外交は及び腰と無責任主義でだらしがない。

韓国人については、留学生や観光客のマナーの悪さがフィリピンでは有名である。
まず、ほとんど嫌われているのが韓国人だ。(中国人も負けずに嫌われまくっているが)
そのおかげで日本人の評価が(あくまでまじめな日本人に限る)相対的に上がっていることは確かに言える。で、韓国人には永住権を発給しないというきわめて賢明な措置がとられている。こんな人たちに入ってこられたら、国としても庶民としても嫌だからだ。

少なくとも、フィリピンは自国を守ろうという気持ちをちゃんと持った国であることがわかる。

ちなみに、日本人対象のクォータービサのエージェントは法人としては1社しか扱いを許されていないのが現状である。(もちろん他のエージェントについては個人的には知らないが、こういった業界はだいたいが察しがつくではないか。)

つまり、クォータービサの発給は、年々その取得が難しくなりつつあるということである。それをふまえて、今後クォータービサを取得しようと考えている人は、何らかのアクションを起こした方がいいと思う。

私のブログを知っている人はきわめて少ないが、かといって宣伝するつもりもない。
ちゃんとした手続きや体験談について興味がある人はご連絡くだされ。


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