「初めてのフィリピン」エルミタに宿泊
さて、必要な書類を送付したら、次は渡航しなければならない。
「永住権」取得のためには、合計最低でも3-4度渡航する必要がある。
今回は最初の渡航。
まず、団体旅行で海外に渡航した経験はあるが、一人ぼっちで渡航するのは今回が初めてである。
しかも、どちらかといえば危険度の高いと世間では言われるフィリピンに、である。
行く前に知人に言われたことは以下の通り。
1)空港を出たら、人がよって来るかもしれないから気をつけるべし。
2)迂闊にタクシーを使うべからず。(ぼったくられる恐れこれあり)
3)人前で財布を開けるべからず。
4)日本語で語りかける人間に注意すべし。
5)日本人に注意すべし。
6)夜間の外出は控えるべし。
などなどである。実は、これらの注意書きは、フィリピンに限ったことではなく、海外全般に言えることである。
特に5)の「日本人に気をつけるべし」というのは重要で、フィリピンやタイでは、日本人を騙そうとする日本人がいるそうなので要注意だ。
6)については当たり前なので特に書く必要もあるまい。
よく事件に出くわすのは、夜間に一人で危険な地域を歩いて事件に巻き込まれたというケースがを多いが、それは当たり前だと思う。
NAIAに到着。
飛行機から通路に出た途端に暑い!
流れに任せて処理をしてもらって、いよいよ税関を出ると、何とそこはいきなり外なのだ。
たくさんの人だかり。身内の帰国を待ちわびる家族たちなのだろう。熱気と人だかりに圧倒される。
あらかじめ業者に予約をいれてもらっていたマニラパビリオンというホテルに到着。
まあ、普通レベルのホテルだろうか。ホテルの目の前はマニラ警察。
ここはエルミタといわれる地域で、いわゆる旧マニラと言われるエリアである。
ホテルの周辺は、、汚ない。路上には露店商が並ぶ。妙な匂いが立ち込める。何かを焼いている臭いだろう。
タバコ、お菓子、小物類などが売られている。誰も食べそうにない色の変わってしまったバナナ。
毛布の上に寝ている幼児。
人の後を付いて回る物乞いの少年。突然上がる奇声。
絶え間なく聞こえてくる車のホーンの音。
このホーンのうるさい音で初日は睡眠導入剤を飲んだにもかかわらずねられなかった。
今回の重要な目的は「検疫」と「NBI」での証明、および、HSBCでの口座開設の3点である。
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