2012年5月28日月曜日

ホテル人間模様

ホテル人間模様(旧マニラ)





「買春と博打狂い」

このエルミタ地域の客層は、どちらかというと遊び人が多い(という気がする)。

モーニングのときにレストランで客を観察する。ティールームで観察する。
彼らの会話を聞く。

若い女性を連れた中年男や初老の男が結構目立つ。はじめはわからなかったが、正体が分かってきた。彼らは若いフィリピン女性を連れているのだ。
「連れている」という表現にとどめておこう。
客の男は日本人、朝鮮半島人、中国大陸人、および白人たちだ。日本人もいる。
聞くところによれば、ツアーで申し込むのだそうだ。女性もあっけらかんとしている。
貧しい出自の女の子が一晩客と一緒にいて昼食も朝食もたくさん食べられるからだろうか、それとも、根っからの明るさなのか、罪の意識のかけらもないのか、罪の意識ははじめはあったが、遊ぶうちに慣れてしまったのか、それはわからないが、とにかくあっけらかんとしている。

私の宿泊したフロアでは日本の関西から来た客が数名”戦果”をしゃべりながら廊下を歩いていた。聞くに堪えない言葉が飛び交いアホ丸出しの男たちだった。

フィリピン人に聞くと、フィリピンで一番嫌われているのが韓国人だ。次が中国人
日本人はまだいい部類だそうだ。それほどに半島大陸人の評価が低い。
理由を聞いたらさもありなん。
要するに韓国人や中国人はフィリピン人を見下す態度を露骨に取るからだ。
レストランでも「おい、コーヒー!」という態度なので、それは嫌われるさ。

もうひとつ、カジノを必死になってやっているのが中国人。まあ元来の博打大好き民族なので、熱くもなろう。これらがフィリピンに金を落としてくれるから、まあいいお客さんということだろう。

あと、中国人は団体行動でとにかくうるさい。
レストランでもよくしゃべる。
迷惑だからバイキング料理の前でくしゃみをするのだけはやめてもらいたい。




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