2012年6月30日土曜日

日本も動乱時代突入か(1)

政権にノー! (1) 


              (※小沢先生のHPより拝借)
 小沢一郎、鳩山由紀夫のコンビで民主党が政権を握ったのもつかの間、「官僚、政治家、米国の意思が働き」鳩山氏は贈与問題で失脚に追い込まれた。民主党のオーナーを引き摺り下ろした勢力は、次にオザワンを政界から葬り去ろうと画策。西松建設、水谷建設、陸山界帳簿、秘書逮捕と次から次へと検察(仙谷、菅、前原、枝野の反小沢陣営と官僚、そしてそれを動かす勢力などの意図が働いている)のくり出すでっち上げ攻撃に耐え忍んできた。
 しかし、もともと何も悪いことがなかったのを無理やりでっち上げてきたので、結局いろいろなボロが出てきて、検察側がインチキ逮捕をしていたことがばれてしまった。
 焦る反小沢陣営はあろうことか、松田何某というフリーの物書きを使って週刊文春にスクープを出させた。オザワンの奥さんまで巻き込んだ偽造離婚状をでっち上げたのだ。

 しかし、これも、どう文体というのは隠せない。どう読んでも男が書いた文章だった。そして次は手紙を写し書きして後援会会員や、他の国会議員などに送りつけた。だが、アホをたくさん集めて陰謀を画策しても、緒戦はアホばかりだ。手紙を書いた人間が字を間違えていた。通常自分の名前を書き間違えることはない。このような幼稚極まりないボロが次から次に出る稚拙な「攻撃」(というか相手の自爆)で、これまた「やらせ」だったことが発覚してしまった。
 オザワンも奥さんも泰然自若としてビクともしなかった。


 凄いのは、オザワンはこの数年間いじめられっぱなしなのに、何もぶれることなく、受けて受けて受け切ってきたということだ。 
 消費税上げについての法案を三党の合意ということにして、強行採決する運びとなった。野田は焦りまくる。無理無理自民党と公明党と協議して、三党合意に持ち込んだ。
オザワンを切る見返りに解散選挙だ。 野田も、仙谷も甘い。「小沢につくのは数人だよ」などとしゃあしゃあと言ってのけたという。自民党もオザワンさえ切れば、あとは民主党から政権奪取できると目論んでいた。
 ところが、だ。流れはオザワンにあることくらい、幅広くネットで情報をつかんでいる人間側から見れば、容易に判断がついているのだが、現場のお偉い先生方には全くそれが見えていなかった。衆議院での投票ではなんと消費税法案に反対する議員が57人も出た。オザワンのグループはますます結束を固める。
 田中角栄から流れる伝統の「鉄の結束」は健在だ。鳩山氏ももちろん消費税反対だ。オザワンについて行く議員たちは武士のような気迫が満ち満ちていた。腐ってしまった日本の政治家の中で、求められている政治家がちゃんと健在していた! 良識ある国民はオザワンについて行った議員の数を見て「ヨシ!よくぞやってくれた!」と思ったにちがいない。
 利権も関係なく、国民にとって、消費税を今引き上げることが必要かどうか考えたら必要ではないということは誰でもわかる。しかし、利権に走るバカには何も見えていない。

 経団連と官僚と米国のために働く議員は日本国民のことを考えてくれなかったことが、今回の投票でよくわかった。 野田の言う 「政治生命をかけて」というのは国民に対してではなく、利権集団に対して言っていた言葉だったのだ。 それでもオザワンを貶めたいマスコミは「造反」というレッテルを貼って記事を書く。
 造反したのは誰だ!?マニフェストをなにひとつ実行できず、原発の処理もできず、そればかりか活断層の上に立っている原発を再稼働させるに及んでは、菅直人、枝野、仙谷、野田、岡田、前原、安住、などなどの面々こそが、造反者でなくてなんだろうか?
 
  消費税法案は可決され、参議院に持っていかれる。しかし、今、オザワン効果があまりに大きいために、民主党は完全分裂、キャスティングボードを握ったかに見えた自公も逆に消費税法案賛成を三党合意でやったために、引くに引けない状況になってしまった。
ざまみろだ。 オザワンと輿石が会談を持っているが、ここからはオザワンの作る流れになる。新党結成するためには無理な要求を野田に対してしてやれば良い。飲めないならば離党して新党だ。 数はもっと増えるかもしれない。 面白くなってきた。ようやくオザワンが表舞台に上がる準備ができ始めたのだ。

※あぁ、久しぶりにすっきりしたぜ!


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