2012年6月25日月曜日

原発反対ーあたりまえだ

原発反対! そりゃそうだろ!


 3.11東北大震災時の地震、津波と、それによる原発の事故、及び3.14の3号機核爆発事故によって、今や壊滅状態になっているのが福島を中心とした東北から関東にかけての東日本だ。 
総理大臣は「事故収束宣言」を出し、早々と原発事故を過去のものにしようと画策したが、実は、福島原発は何も解決の方向に進んでいないのである。 今現在、すべての炉心に水が注入されているが、水が無くなると爆発を起こす。3号機はそれで爆発した。4号機には1,535本の燃料棒が入っており、今も水が注入され続けている。そうしなければ核爆発が起きるという状況にも関わらず、「収束宣言」がだされた。

 「そんな、本当のことを国民に教えたら原発の再稼働ができないじゃないか」ということを本気で言っている官僚や政治家がいるわけだ。
そして何も知らないバカが金を握らされてそういう連中の手駒になって踊らされている。

 今現在、日本は原発が一基も稼働していない状況である。それで、私たちの生活で 何か困ったことはあるだろうか?現状維持で別にいいではないか?

 関西電力が大飯原発を再稼働させようとし、最後に総理が決定した。
実は福井県の原発のほとんどが活断層の上に建設されている。 そのような状況を考えれば、ここでの事故が関西、東海を大災害=壊滅状態に追い込むことは間違いないと容易に理解できる。 福井県から吹く風は、滋賀の北部から伊吹山を越えて、地元では「伊吹おろし」と呼ばれる西風となって岐阜県と愛知県に吹きかかる。その時期は、1年12ヶ月のうち、なんと10ヶ月の間である。
 ひとたび福井県で原発事故がおきれば、放射性物質がその風に乗って、岐阜県と愛知県に向かって約60ー90分で到達する。こんなスピードなのだ。この短時間での放射性物質の到達が、住民の命を奪うことになるだろう。 
「福島よりも基盤が脆弱な土地での原発再稼働はするべきではない。」という声が出ることは、まともな頭脳構造の持ち主ならば、至極当たり前のことなのだ。

 はて、計画停電とな?電力不足になっているだろうか?あの犯罪企業の東電でさえ、事故からわずか3ヶ月の間に懸命に努力して、その結果夏を乗り切ったのだ。震災から3ヶ月でいろいろな手を尽くしたからだ。
  では、関西電力は、大震災から1年以上も経過した今、夏の電力不足に懸念があるというが、一体この1年以上もの間、何を、どう、努力してきたのか?
企業の理屈で勝手に節電などされては住民が迷惑だ。 「電気事業法」を知れ。

「電気事業法」という法律では、電力会社に「電力の安定供給義務」を課している。
「これができない時は、経済産業大臣はその電力会社の免許を取り消さなければならない」とされている。

 つまり、関西電力は、計画停電など考える時期は過ぎている。未だにそんなことを言うのであれば経営者に経営能力がないことを証明している。電力の供給が満足にできないのならば、経営陣は即刻クビにならなければならない。そういうことを国民に言われる立場におかれていることを理解しなければならないのに、どういうわけか威張りくさっている。

 原発再稼働を唱えると左翼だというバカが日本の国の中にはいる。今や右とか左とか言う時代ではない。古代遺跡のような奴らはとっとと沈んでしまえといいたい。





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