2012年6月1日金曜日

なぜ移住計画か?

移住計画を立てる理由 



なぜ移住計画(永住計画とも呼ぶ)をたてるのか?
 私なりの理由はいくつかある。

1)日本社会の粘着性、群れる習性、他律性が嫌だから。
2)日本が日本ではなくなってしまったと思えること。
3)ずばり、今後も震災があることと放射能汚染が進むので住めなくなる恐れがあること。 
4)ずばり、日本が財政破綻する恐れが高いから。あるいは、もう国家として国民を守ろうとしないから。
5)ずばり、私自身の中の変化。

 概ね以上の五点であるが、これらの中で特に3),4),5)が大きな理由である。

 放射能汚染がすすむ日本 

  2011.03.11で福島原発が崩壊し、3号建屋は核爆発を引き起こしたと言われている(どう考えてもそうとしか考えられない)。 被災地のがれきは遠くアメリカ海岸にまで到達した。
ということは、海は当然汚染されてしまっているはずである。
  今なお、放射能物質は流れ続けており、被災地では体調を崩す人がすでに出始めているが、これは放射能を浴びたことによるものである可能性が高い(ただ、国は因果関係を認めようとしないだろう)。
 そのような状況であるにもかかわらず、 放射能で汚染された瓦礫を全国の自治体に引き受けさせようとしている日本政府の考え方が理解できない。 どうして瓦礫を分かち合うことが「絆」になるのか? 順序が全く逆である。危険物質は一箇所に集めて住民を避難させるべきであろう。 全国の自治体が瓦礫を引き受けるようになれば、日本全体に放射能汚染が広がることを意味する。 これは究極的に日本人の滅亡を意味する。 

 福井県にあるいくつかの原発のうちひとつでも壊れたら、西日本はあっという間に崩壊する。特に風向きを考えれば、12ヶ月のうち10ヶ月は福井県側から滋賀県、そして岐阜県、愛知県へと流れる風向きだ。60ー90分で放射性物質は福井県から一気に岐阜県に到達する。ちなみに、福井県の原発は、活断層の上に建てられている。 

 また、静岡県の浜岡原発が地震で崩壊したら、、、。 4号建屋で爆発が起きたら、、、。 将来、いや、極めて近い将来に、これらのどれか一つでも起きたら、、、。
考えるだに恐ろしいことであるが、  このどれが起きても、日本は滅亡するのである。
 私はこんなことで滅亡させられるのはまっぴらごめんである。
本来ならばせめて一太刀浴びせて一矢を報いて死んでいきたいが、いかんせん、相手は世界を支配する闇世界だ。所詮自分一人では如何ともし難い。
だから、まずは他国に住む場所を探すのである。
生きてさえいれば、浮かぶ瀬もあるというではないか。
(※だが、正直言って、何が本当の情報なのか判別が付かないでいる。ただ、何かを隠して大きな何かが行なわれようとしていることはひしひしと感じるのだ。)

 財政破綻は目前か

  ユーロが危ないと言われ続けて一年経過した。その結果は、一向に改善されないどころか、ますます危ない状況になっている。ギリシャ(事実上破綻していると言ってもよい)だけではなく、スペイン、イタリア、ポルトガルも破綻に向かっている。
 これらの動きが日本に影響を及ぼさない訳がない。実は日本はギリシャ同様に厳しい状況かもしれないのである。

 この日本という国の財政は、簡単にいうとどういう状況なのかを知っておく必要がある。 わかりやすく個人の家庭に例えてみると、 月収40万円の人が、必要経費で77万円が出て行く。つまり、毎月37万円の赤字で、さらに6,000万円の借金があるという家庭を想像すれば、その行先にどのような結末が待っているか想像がつくだろう。
毎月毎月37万円の赤字を出し続けていけるだろうか?赤字は増え続けるのだ。 華やかにV字型で復活することはあり得ない。ほぼ間違いなく、自己破産が待っている。 これが日本である。
 私たちの預金はどうなるか? 国内銀行、生損保業界、郵貯銀行、そして年金運用は日本国債を買っている。日本の破綻前には長期金利が上がる。国債の値が下がるということである。長期金利が上がれば利払い金額が上がる。これは国の借金が増えるということである。当然返せるはずがない。
 破綻したら、日本の国債を購入している上記の銀行以下はほぼ全滅する。
自分の預貯金は銀行が預金封鎖をしてしまうので引き出せない。 もちろん将来の年金はもらえない。終身保険や養老保険のような貯蓄性のある生命保険は保険金が減額される。
だから、住む場所を変えるだけではなく、資産も移動させなければならないのである。


私自身の中の変化

 実はこれが一番の要因かもしれない。
ここでは書けないが、長らく張りつめていたものが切れてしまったのがちょうど3年前。
その前に、今から8年前になるか、会社を辞めて実父の看病介護を経験した。そのあと実父の死を間近で見てから、なんというか、何かが無くなった感じがした。


    喪失感と無力感.......


 仕事に復帰(別の会社に)しても、それまでのような覇気が出ない。あの働いていた時のような猛烈な意欲がとんと湧かなくなってしまった。蝉の抜け殻のようになってしまった。


そして、ある日の朝、体が動かなくなっていた

おそらく上記の3),4)は、ただの理由付けに過ぎない。後付けの理由で、本当は5)なのだけれども、それは言葉で上手く書き表すことができないでいる。

 何だろうか、とにかく日本にいては、危ない、何か起きるという危機感と、
自分の中でせき立てられる何かが重なって、移住したいという願望が強くなってきたことは確かである。それを表すのに適切な言葉が見つからない。

 これは逃避願望なのかもしれないが、自分ではわからない。










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