2012年6月19日火曜日

インタビューと永住権取得

インタビューと永住権取得





 さて、永住権(私の場合はQuota Visa)取得の最大の山場である「インタビュー」の話。 

このインタビューは、「あなたは何月何日の何時からインタビューを行います」という案内が事前に本人になされることは一切ない。 これだから気を揉むのだ。

前日、突如として「インタビュー」の連絡が入る。

 「いよいよ明後日は日本に帰らなければならない。
明日連絡がなければ今回は空振りかなぁ、、、、」 

そうつぶやいて、半ば諦めかけていた時に、エージェントから連絡が入った。
「明日朝9時にイミグレーションに来てください」うぅぅ、ラッキー!(涙)
 
 アラバンからイミグレーションのあるイントラムロス(旧マニラ)まではけっこう時間がかかる。 今回もデベロッパーのマネージャーが助けてくれた。彼が朝迎えにきて送迎してくれると言ってくれたのだ。(彼には大感謝している。)
「ミスター、タクシーで行かない方がいいですよ。」 どうも悪質な運転手が結構いるらしいのだ。だから裏にハマると大変な料金を分捕られるかもしれないのだ。

  8時に到着。イミグレーションの前にスターバックスがあるのでそこで永住権のエージェントの 担当者と待ち合わせ。 どうもこのスタバはイミグレーションに用事のある人々の溜まり場になっているようだ。
  9時になるのでイミグレーションの弁護士の部屋に。

フィリピンの人って、凄く明るい。この明るさがいいんだよねぇ。

 ここから待つこと4時間半。ようやく私の順番がきた。

 これは頭に入れておきましょう。
「永住権を発行するからには、誰でも言い訳ではない。その人間がフィリピンに何か役立つことをしてくれるのでなければ永住権を発行する意味はない。我が国がわざわざあなたに永住権を発行する理由が何かあるというのかね?」 
などと言われることはないが、インタビューというのは突き詰めればこのような意味があるわけである。

 だから、 「はい、僕はのんびり生きていきたいですぅぅ」という返事だと却下だ。
 「それならば別の方法があるでしょう?お帰りください」と言われるのがオチだ。

 従って、Quota Visaを取得のインタビューではそれなりの「回答」を持っていなければならないということになる。

 緊張しながらインタビューは始まったが、10分もかからないうちに終わった。 
午前中の長引いていた人は何だったのだろうというほど、 速攻で終わった。

 ちなみにインタビューは英語で行なう。
必要ならばエージェントの担当者が通訳してくれるが、私はほとんど自分で返答した。
基本的に難しいことは質問されない。

ふぅぅぅぅ、、これで最大のヤマ場を乗り切った!! 
空振りに終わらなくてホッとした!!

 インタビューが終わって、3週間ほどで正式に取得者が発表される。 内々には早くわかっていたのだが、正式発表でないと安心できない。 

 この次は、I-Cardを発行してもらうのと、パスポートにQuota Visaの認証印を押してもらうためにフィリピンに渡航する必要がある。

 服装は襟のついたシャツ、チノパン(色が均一のジーンズ)、靴が望ましい。
公的な場所で人生において重要な面接をされるのですから。
半ズボンにT−シャツ、サンダル履きはやめましょう!








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