携帯もPCもなかった時代!
思えば懐かしい。
ちょっと思い出してみよう。
携帯も、パソコンも、車も持っていなかった時代があったんだよ。
たとえば、私は27歳の時に初めて車を買った。
それまではいわゆるペーパードライバーだった。
近所には何もないような森の中に自宅があって、そこから買い物に行くには15分ほど歩かねばならなかった。
風流といえば風流だ。今から思えば。
よく歩いたから体は引き締まっていた。
それから、遠くに出かけるときにはバス停まで10分歩いた。
会社員になってからは、雨降りの朝はバス停まで行く間にズボンが濡れてしまった。バスの中で濡れた傘を押し付けられるので、ズボンの折り目は会社についた頃にはすっかりなくなっていた。
携帯電話だって30台後半になるまで普及していなかった。公衆電話で事足りていたんだ。
今、私は携帯電話をどのように使っているかといえば、通話とメールだけだ。
面倒だから大事な用事のある時だけ自分からかける。
そのほかの機能はほとんどが無駄なのだ。私にとっては。
パソコンは、情報が欲しいのとメールが基本なので、このi-Padだけでもいいくらいだ。
それ以上の機能は、わたしにはあまり関係ない。
このように考えてみると、あの大学生の頃に戻ったと思えば、フィリピンでの生活も違和感はないかもしれない。
こんな時代もあったねと、思いながら過ごすんだ。
で、私の場合は読書が好きなので、このフィリピンの地でも、相変わらず自分の大好きな永井荷風やドストエフスキーの文庫本を手にしてアラバンのカフェに出入りするんだろうなぁ。
快適だよ、それで十分に幸せを感じるよ。
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